こんばんは 社外の人事部 門倉です。
本日は、人事評価制度の話です。
人事評価を公正にしようとは当然のことですが、その評価軸が正しいものかと最近考えます。
介護・医療・保育さらには人と接する業種においては、人間力は組織運営においても重要な要素で
人材育成の主要なテーマでもあります。
しかし、制度構築においての評価項目は、スキルの評価です。
これは、人間力を評価する仕組みができていないから、または知らないからだと思いますが
組織が人間力を求めるのに、評価に反映されないことは大きな制度上の欠陥であると最近想います。
そもそも、人事評価制度は、給与格差を生み出すための道具ではなく、人財育成のツールです。
同じスキルを有していても、
お客様に向かう姿勢が異なっていたら、評価として同じでいいのでしょうかということです。
ひとりは、「ありがとうございます。」と表現ができます。
しかし、一方は、「無表情 無言」です。
お客様に与える影響は、スキル以上に大きいはずです。
どんなに、美味しい食事をレストランでいただいても、接客が悪ければ
レストランの印象は、大きくマイナスになることは自明のことです。
本当に組織がよくなる人事評価制度と組織づくりへ尽力していきます!!
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