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人材育成に関する質問

こんばんは かどくらです。

明日から、多くの企業で新年度となります。
入社・昇進・昇格そして階層別の研修が実施されます。

組織を牽引するうえで、リーダシップとマネジメントについても必要といわれ
経営層に近ければ近いほど、この両面について学びを得ることになると思います。
また、よく企業様の研修企画でリーダシップ研修を実施してほしいとご依頼をいただきます。

ここで大切なことは、リーダシップとマネジメントとそれぞれについての共通認識です。
当職はリーダシップとマネジメントを対比することによってよりいつも説明をさせていただきます。

アメリカの経営学者で、専門がリーダーシップ論のハーバード大学経営大学院教授ジョン・コッターの
見解を引用させていただくのですが、、、、

マネジメントとは、人材と技術を管理する複雑なシステムを進行させるためのプロセスで、予算策定
人材配置、統制、問題解決が主流であり、確実性と秩序を築きあげるもの。担当する組織体で期待される
成果をいつも実現していく能力が必要になります。

リーダシップとは、組織をつくり、組織を激しく変化する環境に適応させるプロセスであり、組織の将来が
どうあるべきかビジョンを明確にして、障害をものともせず、人材を鼓舞するというプロセスにより、
組織を望ましい方向に変化を生み出すことです。

どことなく何となく使用している言葉ですが、明確な違いがあります。

今年は、多くの企業様で、正規雇用労働者育成支援奨励金を活用してマネジメント研修が予定されています。
より組織が成長するお手伝いを企画から支援していきます。

精神障害者の雇用義務

厚生労働相の諮問機関である労働政策審議会の分科会は先日、
精神障害者の雇用義務化の時期を、5年後の平成30年4月として、障害者雇用促進法改正案の要綱を妥当と答申しました。
企業の準備期間などを考慮し、5年間の猶予を設定。
政府の企業支援策が不十分な場合、制度を弾力的に運用するための激変緩和措置も盛り込んだそうです。

世の中、精神障害の人が増えているのでしょう。
傷病手当金の取り扱いでも、メンタルヘルスの重要性を感じるところです。

しかし、単に企業に義務を課すということでいいのでしょうか?
厳しい解雇法制の中で、企業に雇用の義務を課しても障害をお持ちの方の
雇用が単純に促進されるとは思いません。

行政がもっと踏み込んだ施策を展開しないと、雇用提供の場は広がらないでしょう。
既に企業はメンタルヘルス対応で相応苦しんでいます。
この件は、単純に雇用に対する金銭の助成金ではあってはいけないく、
就労している企業にカウンセリングを派遣するとか、継続的な就労支援に対する対応が必要でしょう。

インバスケット!!

こんばんは またまたご無沙汰です。

ここ年度末にきて、仕事が集中します。本当の多忙時期はこれからですが、
仕事には優先順位があります。なかなかこれがうまく伝わらないです。

正直、私自身も若いときは優先順位も関係なく、ただただがむしゃらに仕事をしていました。
終わらない仕事、増える案件、迫る期日、
会社の風土も遅くまで仕事をするのが美徳という風潮でした。

そんな中、書店の立ち読みで出会った、インバスケット思考。
そして、自分自身でも体験して会社員の人事部在籍には管理職研修としても実施しました。

 インバスケットとは、1950年代にアメリカ空軍で教育に活用されていたトレーニング手法のことで、
架空の人物や役職になり切って、制限時間内に大量のビジネスの課題を片付けていくシミュレーションゲームです。

わかり易く言うと、未開封のメールボックスを一定時間内に、返信や対応をするなどの処理を行うイメージで、
現在では多くの大企業が管理職やリーダーの教育や選抜ツールとして活用されているそうです。
このゲームでは、これまでの知識や能力をフル活用して案件処理を行います。
限られた時間の中で多くの問題を解いていくので、日頃の思考・行動パターンが回答にはっきりと出ます。
つまり、普段の仕事の進め方や判断方法、行動パターンが客観的に観察できます。

このインバスケット思考を身につけると、
・仕事に優先順位をつけられるようになる
・本質的な問題解決ができるようになる
・準備や仕事の先回りができるようになる

いつもスタッフに仕事の優先順位と申し上げていますが
インバスケット思考をお伝えして、より仕事が効率よく進むよう支援していきたいと思います。

より、本質的な仕事ができるように